Amazon Kindleおすすめの本「死神の精度」のレビュー・評判!

こちらの記事では、Amazon Kindleおすすめの書籍「死神の精度」を紹介しています!

死神の精度」面白そうですよね。ただ読む前に他の人が読んだ感想を確認しておいた方が良いでしょう。

この記事では、「死神の精度」を実際に読んだレビューを載せています。ぜひご覧ください!

Amazon Kindleおすすめの書籍:死神の精度

死神の精度

主人公が死神であり、人間の作り出す音楽が大好きでCDショップに入り浸ってしまうという真面目なのですがすこしずれているその死神が、天からの命を受けて7日間対象となる人間を見守りその生死を見極めるというお話。

短編で、6人の人間の生死を見定めるというお話です。死にゆく運命の人という病気やケガではなく本人にとっては突発的な運命を7日間かけて見守るのがとても興味深い。既に過去に映像化されている。

また2013年には続編として「死神の浮力」という長編作品が出版されている人気シリーズです。    作者は伊坂幸太郎さんです。

東北大学法学部卒業、システムエンジニアとして仕事をする傍らに文学賞に応募。2000年に「オーデュボンの祈り」で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビューしました。

次いで2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治新人文学賞を受賞、同年『死神の精度』で日本推理作家協会賞短編部門賞を受賞、2008年には『ゴールデンスランバー』で第21回山本周五郎賞及び第五回本屋大賞を受賞しました。

宮城県仙台市在住のため、その土地を舞台にした作品が多く、また更にその舞台設定において登場人物がリンクしているという特徴があり、ファンから楽しまれています。

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Amazon Kindleのおすすめ死神の精度レビュー①を読んだきっかけ

読もうと思ったきっかけは映像作品のキャストを見て、原作の雰囲気を楽しみたかったために購入しました。

またその際に、職場でよく本を読んでいる先輩に伊坂幸太郎さんの本の相談をしたところ、読みやすいし文章になれてないなら短編の方がいいかもしれないとアドバイスされたために、今回は短編集である死神の精度を先に購入することにしました。

駅の中にある本屋で無いか探したところすぐに見つかったのでその場で購入しました。昨今の影響で外に出かけられない為近くの駅の本屋で見つからなかったら通信販売で購入しようと思ったのですが、こんなに小さい本屋にもあるので安心しました。

でも続編があると聞いていたのですがそこにはおいていなかったので困ってしまいました。

本当はまとめて購入したかったので、古本屋にいって一気に購入したかったのですが遠くにある事とあまり出かけられないので残念ながら一冊であきらめることにしました。

伊坂幸太郎さんの本を買うことは決めていたので、こちらも映像化されている「ゴールデンスランバー」にするか迷ったのですが、世界観が他の作品とリンクしていると分かったので初期に出ている作品を先に読んでからの方が面白いと聞いたので死神の精度を選びました。

Amazon Kindleでおすすめする 死神の精度のレビュー②お気に入りポイント・満足な点

伊坂幸太郎さんの文章はとても読みやすく、さらさらとしていてあっという間に読めてしまいました。

また強く描写をしてくるわけでないのですが情景が浮かんできますし、話のテンポがとても自分に合っていると思いました。

概要を聞いたときにはもう少しセンチメンタルな話になるのかなと思ったのですが、ミステリー作品が多いだけあって謎解きや最後まで結末が分からないようにぼかすエピソードが多くて、一気に読まないとそわそわしてしまいました。

死神の千葉さんが好きな音楽を聴きにいくというところがとても好きで、「7日間で見定めるけど基本的には自分では決めない」という彼のスタンスがとても力が抜けていて面白かったです。

何をするにもつい肩の力が入ってしまうのでこういう彼の言い方や「そうなるんだから僕が何を言っても仕方ないよ」というのらりくらりした感じが癖になってしまい、早く続編を読みたくて仕方ないです。

伊坂幸太郎さんの作品には手塚治虫さんの漫画のように多くの登場人物が顔を出すために沢山作品を読んでいる方からすると、本を読み返すと「あ、あの時に人がここにも出ている」と分かってきてそれがとても楽しいといわれました。

まだ一作品しか読めていないのですがファンの方が登場人物をまとめているサイトがあり、それを教えてもらったので今回の主人公である千葉さんが出ている作品を続編と一緒に読んでみたいと思いました。

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Amazon Kindle 死神の精度のレビュー③不満だった点

特に気に入らない点はあまりなかったので強く上げられないのですが。何も書かないで提出できないので…。

気に入らないということではなく、作風というか彼のスタイルなのだと思いますが、状況が分かるまでは一切ぼかされたままで話がかなり先まで進んでいくのでそれが明かされたり、わかった時にも「じゃじゃーん」と大げさに、大々的に見せてくるわけではないので何度か戻って確認したり、あの時の説明の意味がこういう事なのかという確認作業がはいります。

私にとっては全く苦にならないので、何度も作品を読み直すのも好きですし、気に入ると何度も読んでしまうのでむしろその甲斐があって楽しいと思いました。

あまり読書に慣れていない人はもしかしたら苦手だと思うのかもしれません。特定の言及を避けて曖昧にして読み手に想像させてくれるところもあるのでミステリーが苦手な人は嫌かもしれないと思いました。

また登場人物がとても多いので、一気に読まないと意外と覚えていられないことがありますので集中して読むほうがいいと思います。

あとタイトルの意味があまり本作にかぶらないことがあるのでそれについて作家さんとしての含めている意味がなかなかわからなかったです。

まとめ

購入したきっかけ・理由や実際に使用した感想についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

ぜひこちらの感想も踏まえて読んで見ることを検討して見て下さい!

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