こちらの記事では、Amazon Kindleおすすめの書籍「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」を紹介しています!

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 」面白そうですよね。ただ読む前に他の人が読んだ感想を確認しておいた方が良いでしょう。

この記事では、「 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 」を実際に読んだレビューを載せています。ぜひご覧ください!

Amazon Kindleおすすめの書籍: 櫻子さんの足下には死体が埋まっている

「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」は、2013年の2月13日に角川グループパブリッシングから刊行されました。

著者の太田紫織は1978年3月8日北海道出身で、幼少期からコナン・ドイルを始めとする海外の推理小説に慣れ親しんでいます。

生まれ育ったのは札幌市内ですが、2012年まで旭川市に在住していたことが後のヒットシリーズが誕生したきっかけです。

当初はコミュニティサイト「E★エブリスタ」にて、Eleanor.Sのペンネームを使って俳句や写真を定期的に投稿していました。

初の小説となった本作品は電子書籍大賞のミステリー部門で優秀賞に輝いた他、怪盗ロワイヤル小説大賞でも優秀賞を獲得しています。

最新刊「わたしを殺したお人形」が2019年の12月24日には出版される予定で、これまでの全14巻の累計発行部数が100万冊を越えるベストセラーです。

水口十によって2015年にコミック化されたのを皮切りに、加藤誠監督によってアニメ化、2017年には観月ありさの主演によって実写ドラマ化もされています。

変わり者の骨格標本士の女性とごく普通の男子高校生の凸凹コンビが、次から次へと舞い込んでくる難事件を解き明かしていくミステリー小説です。

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櫻子さんの足下には死体が埋まっている

Amazon Kindleおすすめの 櫻子さんの足下には死体が埋まっている のレビュー①読んだきっかけ

P・D・ジェイムズの「女には向かない職業」から、サラ・パレツキーによる「V・I・ウォーショースキー」シリーズまで。女性探偵を主人公にした海外の推理小説に親しんできましたが、日本の作家による作品にはいまいち興味が持てませんでした。「標本士」という聞き慣れない仕事にスポットライトを当てた本書には、国内外を問わずに類をみない斬新さがあります。

美しくも怪しげな白骨に纏わるミステリーと聞いて思い浮かんでくるのは、小池真理子によって1992年の7月に双葉社から発表されている「懐かしい骨」です。取り壊された家屋から発見された白骨体によって思わぬ過去の秘密が暴かれていく傑作サスペンスで、1993年には伊藤蘭と古尾谷雅人の共演によってテレビドラマにもなりました。

フランソワ・サガンやアルレット・グレベルを始めとする翻訳ものの影響を受けた小池版よりも、日本のミステリー界に新境地を切り開いた太田作品に惹かれたのが決め手です。郊外のショッピングセンターの一角に店を構える大型書店まで足を運んで、2019年の11月24日に手に入れました。

イラストレーターの鉄雄によって装丁されたカバーも鮮やかなデザインで、櫻子さんの凛とした表情もイメージ通りで満足しています。

Amazon Kindleでおすすめする 櫻子さんの足下には死体が埋まっている のレビュー②お気に入りポイント・満足な点

ストーリーの舞台に設定されているのは北海道中部の旭川市で、札幌に次いで第2の都市と呼ばれているほどの賑わいが活き活きと伝わってきました。

旭山動物園や旭橋に代表されるようなメジャーな観光スポットに、徳富蘆花にゆかりのある春光台など文学的名所にも事欠きません。

ヒロインの九条櫻子が住んでいるのは永山地区という閑静な住宅街の片隅で、歴史あるお屋敷でばあやに身の回りの世話をしてもらっています。今の時代には珍しい深窓のお嬢様ながらも、動物や人間の骨に異様なほど関心を示してしまうギャップがユーモラスですね。

たまたま九条邸の前を通りかかった高校生の館脇正太郎が、敷地内に佇む櫻子さんのシルエットを目撃するシーンがドラマチックです。

動物の遺体をドラム缶で煮て標本を作っていた櫻子を見た正太郎は、殺人犯と勘違いしてしまうなど第1印象は最悪でした。その直後に事件に巻き込まれて嫌々ながらも一緒に行動するうちに、少しずつお互いに横たわっている距離感を埋めていく様子には心温まります。

回を重ねるごとにふたりの間で築き上げていく、恋人ともお友達とも言えない不思議な関係性が微笑ましかったです。御当地グルメや地元で人気のスイーツ情報も満載なため、推理小説の愛読者だけでなく旅行好きな皆さんも読んでみて下さい。

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櫻子さんの足下には死体が埋まっている

Amazon Kindle 櫻子さんの足下には死体が埋まっている のレビュー③不満だった点

あえて物足りないところを指摘するならば、医学や解剖学に関する専門用語がやたらと多く使われている点でしょうか。

自らが製作したり取り寄せた標本のコレクションに秘められた蘊蓄を、初対面の来客に対しても延々と披露してしまうのは櫻子さんのお約束ですね。

難解な言葉を並べ立てた文章だけではどうしても分かりにくいために、解剖図やテキストが添えてある方がありがたかったです。蝶の形をした頭蓋骨のパーツを集めているシリアルキラー・花房の存在が、全編を通して作品の世界観に暗い影を落としていました。

息の長い連作ものとして引っ張っていく上では必要不可欠な設定なのかもしれませんが、余りにも血なまぐさいエピソードの数々には辟易してしまいます。花房の実態にも何時まで経っても迫ることが出来ないために、それぞれが独立した1話完結としての面白さが半減していることは否めません。

シリーズが進んでいくごとに登場キャラクターが多くなり過ぎて、血縁関係や思わぬ繋がりが入り組んでこんがらがってしまうのも難点です。

巻頭には主要人物の簡単な紹介文とイラストが掲載されていますが、相関図をつけた方が第1巻から付き合ってきた熱心な読者には親切でしょう。

まとめ

購入したきっかけ・理由や実際に使用した感想についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

ぜひこちらの感想も踏まえて読んで見ることを検討して見て下さい!

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