おすすめの本「私は私のままで生きることにした」の感想・レビュー!

こちらの記事では、おすすめの書籍「 私は私のままで生きることにした 」を紹介しています!

私は私のままで生きることにした 」面白そうですよね。ただ読む前に他の人が読んだ感想を確認しておいた方が良いでしょう。

この記事では、「 私は私のままで生きることにした 」を実際に読んだレビューを載せています。ぜひご覧ください!

おすすめの書籍: 私は私のままで生きることにした

「私は私のままで生きることにした」韓国人女性キム・スヒョン著。エッセイやイラストを手掛ける方。

この社会の中で、どのように生きていくか。そのままの自分を愛するための To do listを各章にまとめられた本。

堅苦しい社会の話だけではなく、随所にちりばめられたイラストにほっこりします。(こちらもスヒョン氏が描いたもの)そして、著者の過去の経験や、さまざまな本から抜粋したものもあり、とても分かりやすいし、この本を読むだけで様々な方向の知識が身につくと思う。

ただほっこりするだけではなく、人生について、この社会について、考えさせられます。著者は韓国人ですが、韓国社会のことだけではなく、様々な国についても触れています。

もちろん日本のことも。(例として、日本と韓国で爆発的に売られた「嫌われる勇気」、これがこの2か国で売れた理由とは?等)そして、日本と韓国はやはり似ている部分が多いこと。

もしくは全く理解できないほど韓国は息の詰まる国だということも理解することができます。

おすすめの 私は私のままで生きることにした のレビュー①読んだきっかけ

きっかけは、ふらっと立ち寄った本屋さんで、可愛いデザイン表紙の本だな、と思って手にとったこと。

中身を読んでみたら、タイトルや表紙のイラストのイメージとはかけ離れた難しい問題にもたくさん触れている本だということがわかり、興味がわいた。

この時は一度購入を見送りましたが、その後も何度も本屋で見かけては気になったため、本について口コミ等を調べていくうちにさらにもっと気になったため、購入を決意しました。

(口コミによると、韓国で人気のある男性グループのメンバーが読んだことで人気に火が付いたようで、若い子たちに売れているようですが、若い子には理解できるのかな?と思うくらい難しく考えさせられる内容のものが多数あります。)

この本を購入しようと決めた一番の決め手は、きれいごとを並べるだけの自己啓発本ではないということ。

自殺者がとても多いことや、政治活動経験があるということにより就職困難になっている人など、どこの国にでも起こりえるような問題がたくさん記載されていて、そのような社会でどのような考えで生きていけばいいのかをしっかり考えることができる。

また、韓国だけではなく、各国様々な国の在り方等が書いてあるため、違いを知ることができるというのは非常に感慨深い。いろいろと考えさせられる。

おすすめする 私は私のままで生きることにした のレビュー②お気に入りポイント・満足な点

おすすめのポイントは、各章の中に、それぞれto do listが定められているため、各チャプターが短いので読みやすいので、本をあまり読まないという人にも安心して読むことができるとおすすめする。

また、各チャプターは可愛いほっこりとしたイラストでしめくくられているため、毎回ほっこりとした気持ちになれる。

また、繰り返しになってしまいますが、韓国のみならず、日本や、イギリス、フランス等、さまざまな国の特色やその国の人たちの考え方の違いなども書いてあるため、社会のありかたがどれだけその人の人格に影響していくのかも、手に取るように理解することができ非常に興味深い。自分がいま人生のなかで最大の壁にぶち当たっている、

という人には特におすすめしたい。人生における、この世の矛盾や、この社会が生きづらいこと、でも私のままで生きていくためには…?と、考えるためのひとつのヒントにすることができる。

実際私も今あまり人に相談しにくい悩みを抱えていて、まだ解決はできていないものの、この本をよんでいる間に、自分自身の間違いに気づくこともできた。

この本を、このタイミングで手に取ることができたことに感謝しています。きっと悩める人たちの味方になってくれる本に違いありません。

私は私のままで生きることにした のレビュー③不満だった点

タイトルや表紙などのデザインのイメージとはかけ離れた内容で、正直ちょっと読んだ後にどっと疲れてしまうような感覚に陥ってしまうこともしばしばありました。

少し窮屈で、それでいて重たすぎる内容です。若い子に人気があることに対して疑問でしかないです。

人気男性グループのメンバーが読んでいるからというだけで爆発的に売れ、ベストセラー入りをしていますが、正直「絶対購入した人たちのうち若い子には何も伝わらなそうだな」と思ってしまう。

それほどこの本の内容は難しい。生きづらい社会というのを文章をもって目の当たりにするため、そういう現実から目をそらしてきていた自分にとっては抱えきれない問題だな、と思うチャプターもありました。

また、韓国語を訳した本だからなのか、分かりにくい言い回しや伝わりにくい韓国ならではの風潮についての描写が多かったり、何が言いたいのか分からないイラスト(風刺画のようなもの)もあり、伝わりにくいものもあった。

また、この本のサイズ感についても、なぜこのサイズ?という感じ。大きすぎる。

その割に、中身は空白があるため、何故文庫本サイズではいけなかったのだろうという疑問がある。(ブックカバーもサイズが合わず、読みにくかった。)

まとめ

購入したきっかけ・理由や実際に使用した感想についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

ぜひこちらの感想も踏まえて読んで見ることを検討して見て下さい!