そもそも家族での生活に比べて出費が少ない一人暮らしでは、節約をする余地が少ないと思われがちです。でもそんなことはありません。
今回の記事では、一人暮らしをしていた節約家へのインタビューで教えて頂いた、年間10万円以上の成功事例を厳選してご紹介します! いずれも超効果的な節約方法です。
きっとあなたも明日からすぐにできます!ぜひご覧下さい!
一人暮らしの節約術で年間10万円以上も節約できる!
一人暮らしの節約術①:合わせ技でガソリン代、ガス代、電気代、食費をあわせて13万円節約!
【プロフィール】
31歳/女性/法律事務所勤務/年収300万
【インタビューコメント】
「私は節約するにあたって、ガソリン代、ガス代、電気代、食費を減らし、クレジットカードのポイントを貯める方法で節約しました。それにより、年間13万円ほど節約できるようになりました。」
「車が必須の地域に住んでいるので、電気を「オカモトでんき」と契約しました。オカモト電気は、ガソリンスタンドのオカモトが供給している電気で、電気の契約をすることにより、ガソリン代が1リットルあたり10円引きになります。」
「これにより、年間6000円お得になりました。また、ガス代はプロパンガスで高かったので、食器を洗うときは水で洗うようにして、お風呂を沸かすときは「湯沸かし太郎」を使うようにしました。すると、1ヶ月8000円以上ガス代が下がりました。」
「また、食事は1人の時は出来るだけ自炊するようにしました。鶏は、胸肉などの安い部分を使ったり、モモ肉を使う時は100g98円、手羽元は100g53円の特売を狙うようにしました。」
「また、家賃を含め、出来るだけクレジットカード払いをすることにより、年間25000円ほどポイントがつくようになりました。 」
一人暮らしの節約術②:バイトのまかないと”パンの耳”で15万円以上も節約!
【プロフィール】
32歳/女性/派遣社員/年収500万
【インタビューコメント】
「一人暮らしをしていて一番お金のかかるのは食費でした。節約をしなかった時は一ヶ月あたり2万円から3万円くらいを食費に使っていました。なので食費を一ヶ月10000円以下に抑えるというのを目標に節約生活を始めました。」
「結果的に月5000円までに抑えることができたので、一年で15万以上節約に成功しました。まず、最初に思いついたのは飲食店でのアルバイトです。求人に賄い付きと書いてあるレストランに応募しました。」
「週5日働いていたので、それだけで週に夕食5日分が浮きました。ほかにも近所のパン屋さんに行った時にお年寄りの方がパンの耳をタダでもらっているのを目撃し、もらいました。
「自分も貧乏学生でお金がないので、少しでもいただけると助かるのですがと涙目で店員さんに訴えかけてパンの耳を袋にたくさん詰めてもらったことがあります。もらったパンの耳は冷凍に入れてグラタンにしたり、ラスクのように焼いたりしました。 」
一人暮らしの節約術 ③:缶詰活用とおしゃれを最低限におさえ年間10万円も節約!
【プロフィール】
39歳/女性/会社員/年収350万
【インタビューコメント】
「食費は外食をせず家で食べるようにしました。魚の缶詰が100円で2切れから3切れ入っているので、1切れでご飯を一膳食べるという感じです。そこにシンプルなお味噌汁を追加していました。」
「朝は時間がないのでお味噌をお椀に入れてお湯で溶かして飲むという感じでした。昼はおにぎりを作って持って行くようにしていました。洋服は春用と秋用のみを必要最低限の枚数をセールで購入するようにし、夏や秋は肌着やアウターで調整するようにしました。」
「季節にこだわった専用の服を買わないようにするだけでもかなりの節約になりました。服をシンプルなテイストにして、ピアスを付けるだけでもそれなりに見えます。」
「美容院も行くのをやめて自分で切るようにしました。肩より少し長めのところでカットします。ちょうど結べる長さなので出かけるときはお団子にしていました。体を洗うときは全身シャンプーを使い頭からつま先まで一気に洗ってしまうと水道代も激減します。」
「やはり毎日のことなので積み重ねが大事だと思います。先ほどのセルフカットもそうですが女性の場合は美容代がかなりかかるので化粧品を必要最低限にしたりと気をつければ、節約になります。私の場合はこれで年間約10万円節約しました。 」
一人暮らしの節約術④:徹底的に電気代をけずって年間12万円の節約!
【プロフィール】
28歳/女性/専業主婦/年収200万
【インタビューコメント】
「年間12万円節約した時の話です。具体的には1か月にかかる電気代をかなり抑えました。やり方はいたって簡単です。電気をつけない生活をしていました。」
「基本的には家賃や光熱費を稼ぐために朝から夜まで掛け持ちでアルバイトをしていたので、家に帰るのは深夜3時などでした。そのままお風呂に入って寝るだけの生活だったので、豆電球1つ照らしておけば全てのことを済ますことができます。」
「寝るときは基本的に部屋は真っ暗でした。あとは、冷蔵庫などの電化製品で使わないものはこまめにコンセントを抜いておき、徹底的に電気を通さずに過ごすことを重視して生活した結果、月に支払う電気代が1万円ほど安くなったのです。毎日こんなにも電気を使っているのかと驚きました。 」
一人暮らしの節約術⑤:出費額を決め500円玉貯金ルールで年間10万円の節約!
【プロフィール】
28歳/女性/在宅ワーカー/年収200万円
【インタビューコメント】
「毎月数万円と、必ず自分の給料に合わせて出費の金額を決めています。例えば、私は月に約16万円のお給料から10万円を出費し6万は貯金に回します。」
「そして、出費の10万円の中でも、500円玉貯金と言う物がありました。500円はお釣りで出てきたら必ず貯金箱に入れると言う決まりをつけています。」
「なのでたまにお札を使い過ぎ、500円玉が沢山貯金箱の中に入ると、少しお金に困る時がありますが、それによって少し貧しくなっても、色々我慢する事が必須になって来るので、気づけば我慢に慣れ、1年後に500円玉で10万円貯めたと言う記録があります。」
「その10万円で、十分贅沢な事が出来るので、良い気分になれます。我慢と言うのも、節約するためには必要なので、それに慣れてくると、もっと貯金を増やす事もできます。」
一人暮らしの節約術⑥:夜ごはんを2人分つくってお弁当にし、年間24万円も節約!
【プロフィール】
28歳/女性/在宅ワーカー/年収200万円
【インタビューコメント】
「私にはいくつか貯金方法がありますが、今回は必ずしている節約方法をご紹介します。まず、どんなに疲れても毎日お弁当を作る事です。」
「外食をすれば安くても500円、高ければ1000円を超えてしまいます。どうしても忙しい時はしょうがなくても、毎日自炊してお弁当を作るだけで、十分に節約できます。」
「以前、キッチンの無い場所に一ヶ月生活していた時は、どうしても1日に1000円以上食費に使っていました。しかし、その後、毎日どんなに疲れても、夜ご飯を2人分作り、お弁当にする事により、朝お弁当を作る時間を削る事も出来るので、簡単にできます。」
「これで、頑張ってキッチンが無かった時に1ヶ月3万円使ったのに比べ、毎日自炊するだけで食費が1万円位まで下がりました。これで残りのお金は貯金し、低収入な私も、旅行に毎年行く事が出来ています。 」
一人暮らしの節約術⑦:バイト先を変え、昼と夜をまかないにして年間15万円を節約!
【プロフィール】
28歳/女性/会社員/世帯年収200万円
【インタビューコメント】
「一人暮らしにおいて最も節約できる部分は食費です。私はアルバイト先でフルタイム勤務をしており、月15万円の収入です。」
「食費はとにかく節約志向だったので、アルバイト先を賄いのあるお店に変更しました。そこで昼と夜のご飯を賄ってもらっていました。朝方に仕事を終えて帰宅したら後は寝てまた昼に出勤。」
「食費は土日しかかからないような生活にして年間15万円貯めることができました。成功要因としては、やはり飲食店に転職したことです。賄い目当てではあるものの、店主さんに気に入ってもらえればうまく食費を浮かすことができます。」
「土日の食費ももやし炒めや冷奴など安い食材をメインに食べていたこともうまくったポイントだと思います。 」
一人暮らしの節約術⑧:早起きして徒歩通勤しお手洗いは外ですまして年間20万円も節約!
【プロフィール】
45歳/男性/会社員/年収940万円
【インタビューコメント】
「私の独身時代は貧乏生活でした。独り暮らし時代はガスや電気を止められるのも日常茶飯事で、大変ギリギリの生活を過ごしていました。このままではダメだと節約を考えました。」
「まず、会社までの交通費を削減する事に。会社まではバスと電車を乗り継いで行っていたのですが、駅まで利用していたバスを徒歩へと変更しました。片道4キロなので徒歩だと一時間弱。」
「毎日1時間早起きするだけで往復400円の節約に成功しました。これだけで年間96000円の節約になりました。あとは、食費を考えて安い食材中心に買い物をしました。」
「特にもやしは安いので大変節約になりました。他には冬場は冷蔵庫は使用せず、ベランダで物を冷やしたり、トイレは極力駅や会社ですましたりしたら年間20万円弱の節約に成功しました。 」
一人暮らしの節約術⑨:家事のやりかたや生活を見直し、年間12万円以上を節約!
【プロフィール】
53歳/女性/パート
【インタビューコメント】
「昨年よりは毎月一万円以上は節約できているので、年間12万円以上は節約できてきます。それでも、ケチケチしているのではなく、自分の「好き」を上手に取り入れながら節約にしている、という感じです。」
「一つには、「決まってしていたことを見直した」ことが大きかったです。その一つが洗濯です。毎日の洗濯を2日に一度にまとめると、洗剤の使用頻度も減らせます。電気も、派手な明るさを必要としない場所には、充電式ライトを置くようにしました。お風呂も専用ライトを使っています。」
「冬に最初に出る冷たい水は、捨てずにインスタントの温めや花の水やりなどに使っています。これらは貧しく感じることではなく、むしろ幸せな気持ちで持続させることが可能です。」
「また、たまに美味しいお肉を食べたくなると、近所の焼肉店を利用することも多くなりました。自分で購入すると、たった一品作るのに、調味料や油、炊飯などで支出がかえって多いこともあるのです。」
「また、安いお惣菜を購入するも、つい多く購入したり、余計な物も購入してしまいます。それよりランチタイムで頂くほうがお得であったりします。電気代も冬は入浴後は早めに就寝していますし、寝具でしっかり温めて、暖房はほぼ使いません。」
「カーテンなども断熱性の高いものを購入することで、毎年寒くありません。夏は就寝時は網戸と扇風機で十分ですし、勿論必要な時にはエアコンを作動させることも厭いません。上手に組み合わせ、できるだけ自分の身体で調整できることを楽しんでいます。 」
まとめ:自分のできることから節約!
たいへん参考になる例ばかりですが、一人暮らしの節約で大事なのは、継続するために無理をし続けないこと。最後の方は、節約で「自分の好きを取り入れている」「幸せな気持ちになる」と仰っていますが、その気持ちが長続きのコツです。
みなさま、ぜひぜひご参照いただき、充実した節約ライフを送ってください!
下記リンク先(当サイト記事)では、ほかの種類の出費についても家計節約の成功事例を掲載しています。一般節約家の方々に体験談のかたちでスゴ技・ノウハウをお伺いしています。
すぐにできる節約術ばかりですので、是非あわせてご覧ください!
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