こちらの記事では、書籍「星の王子さま」を紹介しています!

不朽の名作として名高い星の王子さま。その面白さを噂には聞いていても読もうかどうか迷っているひとは多いのではないでしょうか?

結論から言うと、星の王子さまを読んで損は全くありません。ぜひ読んでみてください!

以下、読んだレビューを書いています。ぜひご覧ください!

おすすめの書籍:星の王子さま

見知らぬ土地に不時着した飛行機乗りが、砂漠の真ん中でどうしようか困り果てていると、そこに愛らしい小さな王子さまが現れます。

王子さまは、今まで色々な惑星を訪れ様々な経験をしながら地球までやってきて、飛行機乗りのもとに現れたのでした。そして、王子さまは、飛行機乗りに向かって彼の経験してきた出来事を語ります。

王様のいる星、うぬぼれ屋のいる星、酒飲みのいる星、ビジネスマンのいる星、街灯がひとつとその点灯夫が一人いるだけの星、など、王子さまは彼の巡ってきた様々な星での出来事を語ります。

砂漠に墜落して困っている飛行機乗りは、様々な星を巡ってきた王子さまと、砂漠の真ん中から生還できるか分からない状況の中で、人が生きる上で大切な事について話し合う事になります。

そこではどのようなやりとりが行われるのでしょうか。 大切なものは、目に見えない。飛行機乗りと王子さまの話し合いからは、人が生きる上で大切にしたい考え方を学ぶ事ができます。

この本の作者であるサンテグジュペリは、フランスの伯爵の息子として1900年に生まれます。

その後、飛行機のパイロットをしながら本を書き、小説家として大成。レジオンドヌール勲章をもらうなど、大きな成功をおさめた作家でした。

この書籍は、いわば、フランスの優れた家系の人々が、物事をどのように考えているのか、どのように人生を捉えているのか、という事を知る一端になるのではないか、と思います。

もちろん、爵位を持つ方々にも、色々な考え方をする人たちがいるのでしょうが、サンテグジュペリの提示する人生の捉え方は、多くの人を魅了するものであり、だからこそ今まで語り伝えられてきたのではないか、と思います。

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星の王子さま

星の王子さま のレビュー①読んだきっかけ

この本は、そもそも私の祖父が私にプレゼントしてくれた本でした。祖父は、私が小さいうちに亡くなってしまったので、祖父について思い出す事と言えば、この本を買ってくれた事くらいです。

そのような事もあり、祖父の事を思い出すと、いつもこの本の事も一緒に思い出します。

そして、この本をプレゼントしてくれた祖父の気持ちに思いをはせ、祖父は、この本を通じて、私にどのように生きるべきか、何が大切なのかという事を、伝えたかったのではないか、と思います。

しかし、当時の私は小さかった事もあり、この本の良さを理解する事もできず、一度読んだきり内容を深く考えずに、そのまま大人になってしまいました。

そして、この本の事を忘れたまま大人になった後、インターネットのショッピングサイトで多くの人がこの本を勧めていた事もあり、改めて購入して読んでみる事にしました。

他にも、児童書や自己啓発系の本は数多くありますが、この本はその中でも特によく知られている古典的名著であり、評価も高かったので、読んでみようという気持ちになりました。

そして、大人になり、物事の考え方を学んだあとでこの本を読んでみて、祖父が私に伝えたかったことが分かったような気がしました。

祖父の記憶は、私にはほとんどないのですが、この本を通じて、祖父がどのような人物だったのか、私に何を伝えたかったのか、少しわかったような気がしました。

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星の王子さま のレビュー②お気に入りポイント・満足な点

この本の中には多くの提言が示されていて、人が生きる上で重要なポイントが数多くあります。

特に、物を大切に思う気持ち、物の中に価値を見出す考え方などは、人生をよく生きるために大切な事を教えてくれるのではないでしょうか。 例えば、それは本書の中で紹介されているバラの花の考え方にも表れています。

「きみがバラのために費やした時間の分だけ、バラはきみにとって大事なんだ」 長い時間ひとつの物に接しているとそれに愛着を持つようになりますが、そのような点が、物の価値を考える時の方法のひとつとして紹介されています。

そして、この本では、それだけではなく、その考えを延長して、対比物を用いる事によってその考えを深めています。

具体的には、5000本のバラよりも、たった1本のバラの方が大事になる事がある、という考え方が示されています。

5000本のバラと何ら変わらない1本のバラも、ガラスの鉢をかぶせてあげたり、ついたてを立ててあげたり、害虫駆除をしてあげたり、時間を費やして世話をしてあげる事で、愛着がわき、自分だけの特別な一本になります。

不特定多数の物に名前をつける事で特別化する、または、それに対して愛情を示すようになる、という事も、物との関わり方という点において、大きな意味を持っていると思います。

そのようにして、たった1本のバラでも、自分にとって大きな価値を持つようになり、何物にも代えがたい特別な物となる事があります。この本では、その事について詳しく学ぶ事ができるのではないか、と思いました。

そして、多くの人々は、ひとつの庭に5000本のバラを育てていても、自分が探している本当の物を見つけられない、そこにわずかな価値しか見いだせない、と、本書では説明されています。

自分が探している物、自分が求めている物は、たった1本のバラの中に見つける事ができるのに、多くの人が、そのようにして、不必要な飢えと渇望に苦しんでいる、と説明されています。

私自身、普段から自分の周りの幸せを意識しないで生活しており、地震や台風などで電気が止まったり、水道が使えなくなったりすると、普段身の回りにあった便利な道具の数々に思い至る事があります。

電気が止まって、水道が止まって、そのとき初めて、その便利な道具の存在のありがたさに気付きました。

そのようにして、私も、身の回りにある5000本のバラに気付かずに生活している部分がある事に思い至りました。

そして、時々は、電気が自由に使えるありがたさという、目の前の一本のバラの存在を意識して、その特別な一本のバラが、5000本を超えて無数に広がっている社会の良さや広大さを、意識して見ていく事が大切なのではないか、と思いました。

本文中にも「目には見えないんだ。心で探さないとだめなのさ」という言葉がありますが、普段見ている景色を心でとらえ、そこにある豊かな背景を探っていき、社会や人間の良さを意識して見るようにする事で、日々の生活を豊かにしていければいいなと思いました。

星の王子さま のレビュー③不満だった点

基本的に「星の王子さま」は優れた書籍であり、不満や改善点などはないのですが、強いてあげるならば、内容が難しいという欠点があると思います。

本文の中で語られている事は良い事であり、大変ためになるのですが、それを理解するのに難しい言葉を読み解いていく必要があり、そこが良さであると共に、不満でもありました。

確かに、人生の教訓などは、簡単な言葉で語る事はできず、難しい言い回しを使わなければ理解しにくい部分もあるのですが、基本的にこの本は児童書なので、簡単な言葉でそれらが語られているともっと良かったのではないか、と思いました。

これでは、子供が内容を理解する事は難しく、子供用の体裁をとった大人用の哲学的な書物だと言った方が、適切なのではないかと思いました。

しかし、注意深く読んでいくと、難しい言葉に具体例が提示されている事が多く、それが理解を助けている部分もあり、そのような構成は優れていると思いました。

例えば、本書には「ものは心で見る。肝心なことは目では見えない」という言葉があり、これだけでは、何を表しているのか、漠然としていて分かりにくい部分があります。

しかし、そこに「きみがバラのために費やした時間の分だけ、バラはきみにとって大事なんだ」という言葉が添えられる事で、この言葉の捉え方が少し明確になります。

バラの花も、目で見るだけではただの美しい花ですが、そのバラを育てるのに費やした時間を心に描いてみると、そこに特別な思いが追加されて、バラが一層美しく見える。

このようにして、その心の作用が大切だという事が分かるようになっていて、前文の「ものは心で見る、肝心なことは目では見えない」という言葉を分かりやすく説明していると思います。

このように、本書では、難しい言葉が数多く出てきて、その点が児童書としては残念な部分ではあるのですが、それと同時にそれをどのように解釈すればいいのか、例が示されている事が多く、その点は、良い構成になっているのではないか、と思いました。

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星の王子さま

まとめ

購入したきっかけ・理由や実際に使用した感想についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

見てきた通り、特徴は以下の通りです。

  • 生きていく上で重要なことが多く学べる!
  • 名著には間違いないが、内容が難しいので要注意!

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