こちらの記事では、おすすめの書籍「 読まずに死ねない世界の名詩50編 」を紹介しています!

読まずに死ねない世界の名詩50編 」面白そうですよね。ただ読む前に他の人が読んだ感想を確認しておいた方が良いでしょう。

この記事では、「 読まずに死ねない世界の名詩50編 」を実際に読んだレビューを載せています。ぜひご覧ください!

おすすめの書籍: 読まずに死ねない世界の名詩50編

読まずに死ねない世界の名詩50編、この詩集には世界的な哲学者や詩人、文学者が書いた詩を50編収録されています。

翻訳はコピーライターを経て伝奇ロマン、ファンタジー、ホラー、児童文学と様々な分野で活躍する小説家、小沢章友です。

「遊民爺さん」という小説が第2回開高健賞奨励賞を受賞しています。代表作には「龍之介怪奇譚」や「悪魔の森」があります。

表紙の絵はCDの主題歌ジャケット、数多くの書籍の表紙を飾る日本のイラストレーターのマツオヒロミが担当しています。

この詩集にはニーチェやシェイクスピア、ボードレールといった有名な哲学者や詩人の人生観や死生観、恋愛観をまとめています。

私が知っている詩人はごくわずかでしたが、それだけに未知の世界観や価値観にふれることが出来る詩集だと思いました。

かつて詩人が物思い悩んだことは、今を生きる私たちにとっても変わることはなく普遍的な人間のテーマのように感じます。

この詩集の目録の分類として「希望の詩」「恋愛の詩」「宇宙の詩」となっています。それらは壮大であるようで身近にあることです。

ですがどれも答えが一人一人異なり、正解のない謎かけをされているように読んでいて感じました。

おすすめの 読まずに死ねない世界の名詩50編 レビュー①読んだきっかけ

私は時々自分の生き方に疑問を抱き、それが正しいのか間違っているのか。

そもそも何が間違っていて正しいのかについて考えることがあります。その時はよく詩集にふれることにしています。

詩集は小説よりも表現者の生き方を断片的にえがいています。私はその細かく切り取られた文章から自分とはまるで違う人間の価値観にふれつつ、生きることに一度立ち止まり、休息をえます。

今回もまた休息をとるために詩集を購入することにしました。なぜこの詩集を選んだかというと、Amazonのレビューをみて単純に面白そうだと思ったからです。

今までとは異なる表現方法で詩の世界をえがいているのではないかと期待したからです。

購入するにあたって迷った他の書籍は「繰り返し読みたい日本の名詩一〇〇」です。この詩集はおそらく学校で習ったような、なじみのある詩が多いことでしょう。

懐かしく読みやすい内容となっているのだろうと予想できます。

ですがなぜ今回「読まずに死ねない世界の名詩50編」を購入したかというと、「世界の名詩」という響きに惹かれたからです。

どうしても日本の詩となると、懐かしいという気持ちが先行して新たな発見を導くことが難しくなるのではと思いました。

全く違う国の詩を読むことによって先入観がないままの詩にふれたいと思いました。そのことがこの詩集を選んだきっかけです。

おすすめする 読まずに死ねない世界の名詩50編 のレビュー②お気に入りポイント・満足な点

生きていくうえで私たちは様々な苦難を体験し、喜びを感じ、人生を振り返っては前を向きます。

そのことを誰かと共有した感覚になることが詩集の醍醐味と言えるでしょう。まさにこの詩集もそうでどうしようもない、誰にも話せない悩みや悲しみや孤独の埋め合わせ。

自分の言葉で素直に表現できない喜びを言葉にしてくれる人がいる。そのことが私の希望と充足感につながりました。

また昔様々な翻訳家が訳した内容とは表現が異なり今風、まるでそれは現代に書かれた詩のよう。

堅苦しくなく若くみずみずしくも思えました。詩にふれるということは私にとって旅をしているようだという発見もしました。

ある詩人が感じたことを様々な解釈でとらえ、時代が異なっても見ている景色が頭に浮かぶ。

普段私は自分の視点からでしかものをみていなかったのではないか。多くの人が見ている風景はまったく異なり、そこに詩や物語が生まれている。

そう思うと生きるということはとても面白く、誰しもが語れる詩が必ずあるのだと思えてなりません。

様々な価値観に触れることが詩の強い力だと思います。私が強い衝撃を受けたのは、「ミロス」という詩人の書いた「歌を聴きながら」という詩の末尾です。「夏の血をもつ おまえの歌を聴いていると ぼくは思う  そうなるはずだったのに そうならなかったことを」この一節は私の人生のどのページを開いても、胸に響きます。きっと誰しもが、「そうなるはずだったのに そうならなかったこと」に共感するのではないでしょうか。

読まずに死ねない世界の名詩50編 のレビュー③不満だった点

書籍に関して改善してほしいポイントは、50編という詩の数です。もう少し多くの詩を綴ることができたのではないかと思ってしまいます。

それは文字の大きさからの影響もあるでしょう。

ページをめくるとわかることですが、読みやすいくらい読みやすい。確かに内容は美しく、バラエティに富んでいて面白いです。

ですが段落をもう少し工夫してもらえれば、より多くの詩人の詩を再発見できたのではないかと思うと悲しいです。

せめて一行に詰める言葉の数をより多くしてほしかった。文字の大きさからいって幅広い年齢層向けなのかもしれませんし、詩集を読むビギナー向けなのかもしれません。

まだ世界には心に響く詩はたくさんあると思います。

続刊が出版されることが楽しみではあります。また詩人の半生等解説のページですが、解説内容の言葉の量が人によって多かったり少なかったりとばらつきがありました。

どうしてもその人物の人となりがわかりずらかったり、ページの量の問題等あるのかもしれませんがその点は掘り下げてほしかったです。

気持ちがからっぽの状態から詩を読むことも良いですが、わずかでもその詩人の故郷や生活がみえるとまた詩を読む角度というか目線を変えてその詩と向き合うことができるのではないでしょうか。改善してほしいところはこの点です。

まとめ

購入したきっかけ・理由や実際に使用した感想についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

ぜひこちらの感想も踏まえて読んで見ることを検討して見て下さい!